中学受験の合格とホームランバッター!?
我が家の玄関では、ほんのりいい香りがする
「ひいらぎの花」が咲いています。
今年も可愛らしい白い花が咲いて
とても嬉しいです!
さて、今回は、
私がはじめての中学受験のときに知った
「中学受験の合格とホームランバッター」
についてお話しします。
私が中学受験で子供と算数の過去問を
解いていたときの話です。
この学校を仮にA校としましょう。
A校の算数の解答用紙には、
10問の回答欄がありました。
その配点を見たら・・・
1番の単純な計算問題も、10番の難しい大問も
配点は同じ「10点」
はじめての中学受験の私からすれば、
驚きの均等の配点でした。
しかし、その理由は、
簡単な計算も難しい大問も同じ10点にするのは
「ホームランバッターの入学を防ぐための配点」
だったのです。
「ホームランバッターって何?」
そう思われた方のためにご説明しましょう。
A校の過去問は1番から10番まで、
順番に問題を難しくしていました。
ですから、
難しい大問10番が解ける学力の十分なお子さんは、
1〜5番の前半の問題は「当たり前」に解けます。
しかし、学力が不十分なお子さんは、
前半の問題は虫食い状態で10番も解けません。
そこで、
学校として問題なのが、
前半の問題が解けないのに、
たまたま難しい10番の大問が
解けてしまったお子さんです。
このお子さんが
「ホームランバッター」
です。
前半の問題の配点を低くして
10番の大問の配点を高くしてしまうことで、
前半の問題を間違うレベルのお子さんが
合格してしまう可能性がでてきます。
そのために、テストの配点を均等配点とすれば、
ホームランバッターが合格することはなくなります。
「ラッキー!」
と合格したお子さんも、
6年間苦しくなり・・・
合格をだした中学校としても、
レベルの違うお子さんの教育を
6年間責任をもって面倒見なければいけません。
私立の中学校では、
「6年間お子さんをお預かりする」
という意識がありますので、
各校、出題傾向や配点に工夫をしています。
はじめての中学受験のときに
私が驚いたお話のひとつでした。
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がんばりましょう!
安藤由紀
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2012年12月11日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリー:中学受験 合格