“がんばれ”がつらい時とは

“がんばれ”がつらい時とは

「気をつけていってらっしゃい!」
「がんばってね!」と
塾に送りだした時、

お子さんの元気がないことは、ありませんか?


親としては、
「しっかり勉強しておいでね」と
励ましの「がんばってね!」を言います。

親からの「がんばれ」は、無意識で、
励ます言葉・応援する言葉のつもりで
発しています。

ところが、励まされた子どもは、
そうでない意味に受け取ることがあるのです。


毎日、これ以上できないくらい、
がんばって勉強している子どもがいます。

しかし、そこに追い打ちをかけるように
親は「がんばれ」といいます。


これ以上がんばれない、がんばるのはムリ・・・

「こんなにがんばっているのに、自分のことは
認めてくれない」と心が疲れてしまいます。

親からすれば、
がんばっているのはわかっています。
励ますつもりでの
「がんばれ」です。

ところが、言われた子どもは
「がんばりを認めてくれない」と
受け取ってしまいます。

がんばり続けても認められない自分・・・
そう感じて、勉強することを
やめてしまうなんていうことも起こります。

励ますつもりで、いつも言っていた
「がんばれ」・・・


では、受験生にはどんな言葉で励ませば
元気とやる気がでてくるのでしょうか?


それは、
「がんばってるね!」です。


「がんばってるね」は、今の自分を
褒めて、認めてくれる言葉です。

子どもは、褒められて認められると
嬉しくてやる気がでてきます。

子どもが、がんばり続けるには、
親から、自分を認めてくれる、
励まされる言葉が必要です。


ぜひ、がんばってるお子さんを励まして、
充実した勉強ができるように
応援していきましょう。



安藤由紀

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