中学受験の子供の反発が治まるとき

中学受験の子供の反発が治まるとき

中学受験の子供が

「何で今これをやらなきゃいけないの
わかったよ、やればいいんでしょ、やれば!!」



こんなことを子供から言われると
子供の中学受験をどうしたものかと
悩んでしまいますね。


中学受験の子供は塾の勉強に追われ、
やりたいことが思うようにできない。
自分なりに中学受験の勉強はしているけど
成績が思うように上がらない。

親からは
「勉強が足りないからもっと“がんばれ”」
といわれるが、
中学受験の勉強がなかなか上手くいかない。

自分の要求がすべて「ノー」でしか返ってこない。


これは中学受験で子供が迷子になっている状態です。
すべてに苛立ち
子供は反発することしかできないのです。


今、この状態の子供に必要なことは
何だと思いますか?


それは、
親であるあなたが
「気づいてあげること」
そして、
「中学受験の子供の居場所をつくること」
がとても大切です。


中学受験の子供の居場所とは
どこなのでしょう?



それは
「自分を認めてくれるところ」

心を癒し、
がんばれるエネルギーを補給するところです。



中学受験の塾では子供が成績を上げる
または、維持することで
中学受験の塾の先生やクラスの子供たちから
認められます。

中学受験のご家庭内では、
親が意識して子供を認めてあげなければいけません。


では、
中学受験の子供の塾とご家庭内での居場所について、
私の場合でお話ししていきます。

中学受験で私の小学6年の息子が
塾のあるクラスに入ったときのことです。

中学受験の塾の子供の席は「成績順」で、
息子はクラスの一番後ろの席になりました。


すでに、
かなりイヤな予感。


やはり、
この日の中学受験の塾の授業で成績が一番悪く
翌週、下のクラスに落とされる羽目になりました。

塾の成績で拒否されクラスからもはじき出されて・・・
中学受験の塾の先生も変わり、
学習内容も多少変更されます。

そのことで、
息子は自信を無くし
中学受験の塾での自分の居場所を見失いました。


こんなとき、
子供にとっては、
家庭での居場所が必要です。


親としても心中穏やかではありませんが、
グッとこらえなければいけません。

現実を受け入れたうえで、
子供のがんばりを励まします。

「そんなこともあるよ、調子が悪かっただけだよ」
「大丈夫!がんばってるからクラス上がれるよ」
「できるから大丈夫だよ!」

そして、翌週

中学受験の塾で息子はめでたく1クラス昇格し、
昇格した元のクラスでも
「なぜか成績が1番になった・・・」と
狐につままれたような顔で帰宅しました。

そして、翌週の中学受験の塾の授業で
「1番前の席で先生を驚かした」と嬉しそう。
認められることで
「自分はここに居ていいんだ」と安心したようです。

何を言っても、必ず反発していた息子。
居場所を見つけたことですっかり落ち着きました。


子供が少しの歯車の狂いで味わう苦しみ。
かみ合わせをフォローしてあげれば
いい状態で回り始めます。



中学受験の子供が反発し苛立っているときは
「それに気づいてあげること」
そして、
「子供の居場所をつくること」
が最も大切なことです。


中学受験の子供たちが笑顔でがんばれるよう
心の環境を整えるのも私たち親の大切な役割ですね。



安藤由紀


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