子どもがやる気になる褒め方 ・算数の問題

子どもがやる気になる褒め方 ・算数の問題


子どもを褒めるには
立派な大きなことである必要はない。
むしろ、小さなことで褒められた方が、
子どもは嬉しい。
というお話しを前々回にしました。

そして、小さなことを毎日褒めることを
オススメしましたね。

褒めるヒントとして「時間」で探すことも
提案しました。



あなたは、1週間1日1つずつ、
褒めることを探せましたか?



もしできていれば・・・
あなたのお子さんの笑顔を
見ることができたことと思います。
もしかすると何か良い変化の
兆候が表れているかもしれませんね。

今回は、さらにダメ押し。
もっと効果をあげていただくため、
二つ目のヒントを差し上げましょう。


「算数の問題」をテーマに探してみましょう。


難しく考える必要はありません。
いつもの算数の勉強中
お子さんの隣に座れば、
自然にできることです。

小さなことを、
自然の流れで褒められれば、
それに越したことはありません。



中学受験の勉強で、
算数の内容は難しいです。
その算数の家庭学習の中で、
褒めることを探しましょう。

例えば、
・問題を解く時間が守れたら
・難しい問題が解けたら
・間違い直しが1回でできたら
・式が書けたら
・数字がきれいに書けたら
など

細かいポイントが他にもたくさんあります。
算数の家庭学習のたび、1日1つ褒めましょう。


参考のために
間違えを繰り返す、
私の息子の場合の褒め方をお伝えします。

息子の塾は、算数が週1回の授業で、
復習テストは2種類おこなわれます。

紙の裏表が使われているのですが、
表が計算問題と一行文章題10問、
裏の方が難しい文章題です。

約束していることは、
「表の基礎問題は、間違わないこと!」
それなのに、お約束のように1~2問
間違います。

しかし、息子に一言いう前に
必ず裏の難しい問題の出来具合を見ます。
意外に全部正解していることがあるからです。

まず、裏を褒めます。
「うぁ~、すごいね!裏の問題全問正解、
よくできたね、頑張ったね」

認めてもらった喜びの笑顔がでます。

そして、表のミスに関しては、
「あぁ、裏が全部できていたのに惜しかったね、
次はミスしないようにしようね」というと、
直しは一瞬で終わります。

復習テストに限らず、テストを注意する時は、
まず、全体の出来具合を見てあげてください。
そして、難しい問題が解けていたら、
まず、そのことを褒めてあげてください。


失敗を一番自覚しているのは、本人です。


よくできたところは褒めて、
できなかったところは
「あれっ、計算間違いかな?読み間違った?」
くらいでも大丈夫です。
でも、解き直しは、しっかりお願いしますね!



「小さなことを、毎日褒める」



ぜひ、このまま毎日続けていきましょう。

これを続けると
実は私たち親にも、
とてもいいことが起きます。

これについてはまたの機会に、お話しますね。


Mother α 安藤由紀


タグ

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ