中学受験を決めるために親がすべきこと

中学受験を決めるために親がすべきこと

中学受験を親はさせたいのに
子どもが嫌だというときはどうしたらいいの?


中学受験を親がさせたい場合
親にとってちょっとショックな悩みです。



子どもは勉強が嫌いです。


中学受験を親がさせたくても
子どもが中学受験と聞けば

「たくさん勉強しなければいけない」
「好きな習い事も制限される」
「遊ぶ時間も減る」

頭に浮かぶのはデメリットなことばかり・・・
小学3年の子どもが、
あっさり「嫌だ」というのは当然のことです。

逆に、
中学受験を親がさせたい場合は
「大学受験を見すえて中高一貫校がいい」
「6年間充実した学校生活が送れる」
「付属校であれば受験はこの1回でいい」
など

子どもにとってのメリットばかりです。

中学受験で親が考える
「がんばっていい学校に入ることで、
将来の選択肢が増える」
ということも確かです。

中学受験を親が考えるだけで
ワクワクしてきますね。

しかし、
ここで親が忘れてならないことは、
中学受験をするかどうかを決めるのは
「お子さん」だということです。

このことは、
子どもが中学受験をがんばりきるには
たいへん重要なことです。


それでは、
子どもが中学受験を決めるために
親が何をすべきかについて
これからお話ししていきましょう。

まず、はじめに
1、親が子どもの希望を聞きます。

・将来なりたい職業
・将来の夢
・中学校でやってみたいこと

ここで大切なことは、
「お子さんの言葉」で話しをさせることです。
親は、聞くことに徹します。
親の意見や伝えたいことは話し合いの段階で、
押し付けにならない程度にしましょう。

つぎに、
2、親が公立と私立中学校の違いを話します。

中学受験の準備から大学までの流れを
親が話しておく必要もあります。

・中学受験と高校受験のタイミングの違い
・施設や教育環境の違い
・大学受験の対応の違い
・部活動やクラブの違い

お子さんの将来の職業や夢がはっきりしている場合、
学校選択によってその影響が大きいことも
親が話しておきましょう。



参考のため
中学受験の親と子の話について
私の場合をお話ししましょう。

息子が落ち着いている状態のときに
「中学受験のことで少し話を聞きたいんだけど」
と声をかけて話をしました。

まず、1の内容の希望を聞きました。

息子は職業も夢もまだわからない状態でしたが、
・中学で部活をじっくりやりたい
・高校受験は英語があるからイヤだ
この2つを話してくれました。

つぎは、親である私が説明する番です。
公立と私立中学の勉強と環境の違いを話しました。

それから、
小学校から大学までの受験のタイミングと
そのために通塾する期間について、
話をしながら図を書いて説明しました。

公立と私立中学の場合の2パターンを並べて描くと、
あからさまに違いがわかります。
これは、子どもが理解しやすいので
オススメです。

お子さんには十分考える時間をあげて、
考えがまとまったら親と子で話し合いましょう。



子どもが中学受験を決めるためには、
親が子どもの希望を聞き
大学までの流れについて
親が納得のいく説明をすることが重要です。



子どもが進むべき道の決心ができるよう、
私たち親がサポートしていきましょう。


Mother α 安藤由紀


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