子どもがやる気になる褒め方 ・習い事
子どもがやる気になる褒め方
これまでの三回で、
子どもを褒めるには
立派な大きなことである必要はない。
むしろ、小さなことで褒められた方が、
子どもは嬉しい。
そして、「小さな褒めること」を
毎日探し続けることで
私たち親自身が
毎日の生活で色々ないいことに
気づけるようになる。
というお話しをしました。
褒めるヒントとして
「時間」「算数の問題」
の2テーマを提案してきました。
あなたは、1日1つずつ、
褒めることを探せるようになりましたか?
2テーマの褒めるヒントを元に、
それができていれば、
あなたのお子さんの笑顔と良い変化と共に、
あなた自身にも良い変化が、
現われてきたのではないでしょうか。
さて、
「小さな褒めること」を探すことに
少し慣れてきたところで
今度は、
少し目先を変えたヒントを差し上げましょう。
「習い事」をテーマに探してみましょう。
中学受験をされるお子さんでも、
小学6年になるまでは「習い事」を
続けていることが多いですね。
スポーツ系の習い事なら、練習風景を見学して。
また、ピアノのような習い事なら、
自宅の練習で成長ぶりや努力の姿が見られますね。
例えば、
・グラウンドを走る姿
・水泳の速さやフォーム
・野球・サッカーのボール裁き
・ピアノ練習曲をスムーズに弾く
など
習い事も種類が多く、
褒めるポイントもたくさんあります。
これは、
上手にできたから褒めるだけでなく、
頑張った小さなことを、何でも褒めることが
できるはずです。
参考のために
テニスを習っていた、
私の息子の褒め方をお伝えします。
テニスのレッスンでは、
まず、軽くランニングをしてから
準備体操をしていました。
息子は喘息でしたが、負けず嫌いで、
何でも1番を意識するタイプです。
ランニングでも、一生懸命な顔をして
必ず先頭を走ります。
いつも私は、先頭を走ることを褒めるのではなく、
一生懸命走る姿勢を褒めます。
レッスンの中では、
「繰り返し何回もサーブの練習をしていたから、
回転のかかったサーブが打てたね」と
上手くできたことも褒めます。
しかし、
コーチのアドバイスを受けて、
自分の悪いところを改善しようとしたり、
届きそうもないボールをあきらめずに追ったり・・・
そのような姿勢を褒めるように心がけていました。
お子さんの努力した姿勢。
少しでも向上したことに視点を当てて
「習い事」でも探してみましょう。
親子の笑顔がふえる
「小さなことを、毎日褒めること」
ぜひ、これからも続けていきましょう。
Mother α 安藤由紀
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2012年3月19日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリー:中学受験 親