子どもがやる気になる褒め方 ・親の成長

子どもがやる気になる褒め方 ・親の成長


子どもがやる気になる褒め方

これまでの四回で、
子どもを褒めるには
立派な大きなことである必要はない。
むしろ、小さなことで褒められた方が、
子どもは嬉しい。


そして、「小さな褒めること」を
毎日探し続けることで
私たち親自身が
毎日の生活で色々ないいことに
気づけるようになる。
というお話しをしました。


褒めるヒントとして
「時間」「算数の問題」「習い事」
の3テーマを提案してきました。


あなたは、1日1つずつ、
褒めることを探せるようになりましたか?


3テーマの褒めるヒントを元に、
それができていれば、
あなたのお子さんに笑顔と良い変化が現れます。

しかし、あなたにも変化が現れているはずです。

変化が現れていないと感じるとしたら、
それは成長しているのに
気づいていないだけかもしれません。
それは、他人から気づかされることもあります。


私の息子の小学6年の時を例に
お話ししましょう。

息子とは、塾のない日は5時から勉強を始める
約束をしていました。

最近、受験勉強のストレスか
放課後のサッカーで学校を出る時間が遅く、
走って帰宅するも、5時過ぎている状態でした。

そんなある日、私が用事で留守にしていた時のこと、
5時5分前に、私の携帯電話が鳴りました。
自宅に帰宅した息子からです。

息子:「勉強は何から始めればいいの?
その次は何をすればいいの?」

勉強予定を出し忘れた私は、
勉強の順番を話し電話を切りました。

勉強開始時間前に自分から聞いて来るなんて・・・
「初めてだ」どうしたんだろう?
何か意識が変わったのだろうか?

「えらいなぁ~」と感じたので、
帰宅してから真っ先に、そのことを褒めました。

私 :「今日は勉強時間に間に合うように
学校から帰ってきてえらかったね!」

息子:「間に合わないと思って、凄~く走ってきたんだ」

私 :「間に合うように走ってきたんだ!
えらかったね」

息子:「え~っ、いつものママだったら走ってきて
えらいなんて褒めないのに、いつもと違う!!」

私 :「そうかなぁ~」

息子:「いつものママだったら、遅くなって走るんだったら
もっと早く学校を出てくればいいじゃない!っていうよ」

私 :「・・・」

私自身、息子から指摘された
「言い方の違い」に正直、ハッとしました。

驚いたのは、いつもと同じ行動に対して、
私が完全に視点を変えて褒めていることです。
それも、無意識に自然に褒めれている。

息子が感じるほど、私に変化が現れているとは・・・

この日は、自分自身の成長を含めて
親子で「成長」を感じることができた
嬉しい日となりました。



あなたも、
「毎日褒める小さなこと」を探し続けることで、
きっと変わっているはずです。
ただ、それに気付けていないだけです。


親子で成長できる
「小さなことを毎日褒めること」
さらに続けていきましょう。


Mother α 安藤由紀


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