成績を下げる見えない原因とは

成績を下げる見えない原因とは

「子どもの成績が下がってきて
塾のクラス落ちまでしてしまって・・・」


親御さんにとって最も頭の痛い成績の悩み。
6年生ともなれば事態は深刻になります。

波のような成績のアップダウンは、
経験があるかもしれません。
しかし、
成績が下降線をたどり始めたのであれば
一刻も早い手立てが必要です。


お子さんの成績が下がっているときの、
大きな原因は家庭学習にあります。
毎日やるべき宿題や復習をおこたっている場合が
ほとんどです。

しかし、
原因はこればかりではありません。
もう一歩踏み込まないとわからないこともあります。


それは、お子さんが
「問題をあきらめていないか?」
ということです。


・6年生の問題は難しくて間違えてばかりいる
・毎日頑張っているのに成績が目に見えない
・偏差値だってさがってきている
こうなると、気持ちが落ち込んでしまいます。


「頑張ってもダメだ」
「自分はどうせダメなんだ」


難しい問題と感じると、
どうせ解けないと決めてかかり
「あきらめ」てしまう。

この状態をどうすればいいのか
私の場合でお話しします。


私の息子は小学6年生という大事な時期に
成績が下がりはじめました。

算数が苦手で難しい問題で
制限時間の途中で考えるのをあきらめていました。

以前、小学4年のときに
同じ状態になったことがあります。
そのときは
「受験はしたいけど勉強はやりたくない」

今は、難しい問題にくじけたり結果を出せなくて
「受かりたいけど、勉強がつらい」

ニュアンスは全く違いますが、
やる気が失われていることには変わりありません。

この状態を改善するには
息子を励ますことが必要でした。

まず、家庭学習で
しっかり脳で考える勉強のときに、
息子の様子がよくわかるところに座りました。

算数問題を10分で解く場合
「さあ、10分最後まで考えたらきっとできるよ!
やってみようか!」
やる気が出るような励ましの言葉をかけます。

時間がまだ残っているのに
「わからない」
と言ってきたときは
「まだ時間があるから、もう一息で解けるかもね!」
「もう少しだけ考えてみない?」

とにかく、
励まし、支えになって
時間いっぱいまで脳をフル回転させる作業。
これを繰り返して習慣づけます。

息子には、10分間しっかり考える感覚、
そして、集中して解けたときの達成感を
呼び戻すことが必要でした。


お子さんがつらいとき苦しいときは、
親の励ましがお子さんの大きな力となります。



お子さんの成績が下がっている時は
家庭学習をチェックすると共に
「問題をあきらめない姿勢」
を確認することが大事です。



小学生にとって負荷のかかる中学受験。
ゴールまでがんばれるよう応援していきましょう。



安藤由紀


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