中学受験の勉強で子どもが“自信”をつける方法

中学受験の勉強で子どもが“自信”をつける方法

中学受験の勉強の自信をつける第一歩は
「親が、がんばりを認める励ましの言葉を
かけてあげる」ということを
前回お話ししました。


今回は、
中学受験の勉強で
「お子さんに自信をつけるもう一つの方法」
についてお話ししていきます。



中学受験の勉強をしていたのに成果がでず成績が下がる。
自信がなくなり、「やる気」を失う。
ここまで、落ち込んでしまったら、
愛情ある親の言葉だけでは、足りません。

中学受験の勉強に自信をつけるために
もう一つ必要なことがあります。


それは、
「成績を上げること」です。


中学受験の勉強で成績を上げることは、
ストレートに自信につながります。


成績を上げるって、どうやって?
中学受験の勉強の成績なんて簡単にあがらないでしょ?


もちろん、そうです。

中学受験の勉強を
親子で努力しなければいけません。
そして、
点数を上げるためには親の協力が必要です。


それでは、
中学受験の勉強の成績を上げるために、
何をすればいいのか?
お話ししていきます。

まず、はじめに
中学受験の勉強の成績が下がった
原因を考えてみることです。
がんばって勉強していたつもりでも
身になる勉強をしていなかった可能性です。

1、毎日のやるべき中学受験の勉強を
完全に終わらせていたか
(その週の勉強をその週に終わらせていればOK)
2、勉強に集中できていたか
3、間違えた問題の解き直しを終わらせていたか
また、
4、苦手単元が続いていなかったか
5、体調を崩していなかったか
など

1と3は、中学受験の勉強を親が
チェックしていたかどうかです。

2は、お子さんの中学受験の勉強の様子を見て、
集中して取り組んでいたか
思い出してみてください。
勉強は、集中してしっかり考えてこそ身になるのです。

1~3までのどれかが欠落していても、
中学受験の勉強の成績は下がります。
それに、④と⑤が加わればなおさらです。

もし、1~3が出来ていなければ、
それをしっかりやるだけで
中学受験の勉強の成績は上がるでしょう。


ただし、
中学受験の勉強をしても結果を出すまで
時間のかかる教科があります。
ですから、
直前の勉強でも効果が出やすい、
理科と社会に絞って1点でも上回ることを目指します。

特に、中学受験の勉強では
社会が点数を取りやすいでしょう。


1~3ができていれば
小テストの点数を上げられるはずですが、
必ずやって欲しいことが一つあります。

それは、小テストの前日に復習が完璧かどうか
親子で確認することです。
例えば、社会なら、暗記すべき地名・名前・出来事など
漢字ですべて書けるかテストしてみるなど。



親子で一緒にがんばって1点上がったら
「がんばっているから上がったね!良かったね!」
と褒めてあげてください。

お子さんも
「やればできる!」
「次も、がんばろう!」
という気持ちになれます。



子どもが中学受験の勉強に自信をつけ
「やる気」を取りもどすのに重要なことは、
「親が、がんばりを認める励ましの言葉を
かけてあげること」

そして、
「成績を上げること」です。



お子さんは、まだ小学生です。
中学受験の勉強に自信を持ち続けて受験に向かえる様
親として、できる限り協力していきましょう。


安藤由紀


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